なんで今までなかったんだろう、と思わせるシャープペンシル。
下記写真の無印良品 アルミ極細シャープペン のことだ。
ふと立ち寄ったお店で見かけ購入した。
昨日、ふと顧客満足への「ものづくり」について書いたが、
こちらは正統派なものづくりの話題。
本当によく見つけられたな、と思うくらいに小さくて細い。
長さも、ほとんど替芯の長さ+アルファの、最小スペック。
注意書きには「予備芯は一本しか入らない」旨が。
和紙と杉 / S100
ラベルには「日本製 MADE IN JAPAN」の文字が。
これだけ小さく細いと各部品精度の要求レベルが高くなってくるだろう。
これまで見かけなかったのは、金属加工技術の進歩が生み出した製品なんだろうか。
クリップが軸と平行ではないものをちらほら見かけたので、
こういう小さな金属板を直角に曲げるのは難しいのかも。
久しぶりに工場(こうば)の心意気を感じられる文具に出会った気がする。
長さと細さが、先日記事にしていたA7メモ帳カバーにぴったり。
表紙押さえの留革の端に挿すと閉じていても外には出ないし、
中のA7ノートに干渉するわけでもなく、あたかも専用品のような収まりだ。
書き味も悪くない。
細くて使いにくいかといえば、自分にとってはこの手のペンと同等。
これまで使用していたPILOTのペンには、ヒップバック等へ移し、
予備役にまわってもらうことにした。
財布の中や、次のメモ帳カバー作成など、
新しい使い道が頭に浮かんでワクワクしてきた。
ステンレスとアルミ / S100
ステンレス溶接のPILOTと比べると、クリップが頼りなさげ。
実際には留める力は十分だが、厚い革に挟むときは、
革の方に穴を空けておいたほうが良さそうだ。