2012年07月31日
MOLESKINE風ノート
K100D DA50-200mmF4-5.6ED
朝から日差しが強い。
自分だけでもサマータイムを導入したい。
異動後、メモ用紙にコピー紙裏紙を用いる日が続いた。
当初はPDF化してペーパーレスノートと思っていたが、
再読の機会が思いの外無く、もどかしい思いも。
そんな時にDAISOのモレスキン類似メモ帳、
A6サイズメモ96枚(レザー風バンド付き) No.823 JAN:4549131013863
の評判が目に留まり、早速購入した。
手帳の優れている点は、自由度の高さだろう。
●アイデア出し
●情報の書き取り
●思いつきのメモ
一方で、PCやスマートフォンの便利な点は編集のしやすさである。
●順番の並び替え(優先順位・時間軸)
●項目分け
よって、手帳とPC(スマートフォン)は併用するのが吉ではないだろうか。
〔使い始めの準備〕
■手製ポケットは表紙の裏側の左側に
左手で手帳を確保し、右手でものを出し入れできる。
ポケットのPDFが、後述した引用サイトに紹介されている。
■付箋は裏表紙の裏に
メモが出来る付箋と、見出し代わりの付箋の二種。
メモ用付箋は、スペースが足りなくなった時のため。
見出しの付箋は樹脂製のものがよい。
半透明で文字の上から貼っても文字が読める点がGood。
3色使いわけるアイデアが、下記した引用サイトに紹介されている。
■元から付いているしおり紐は、新規ページにはさむ
すぐに開いて書けるように。
〔使い方(読み書き方法)〕
後述した引用サイトの方法を自分にも当てはめてみた。
■見開きを一テーマにして使う。例えば・・・
左が、現状・課題点(事実のみを記入する)。
右が、そこから得られるアイデア・次へのアクション(自分の考え)。
左が、図。
右が、その説明。
講演メモについては、ざっと俯瞰できるように
一ページ内の左側に余白をあけて左右ともメモにした。
後から感じたこと(課題・アクション)については、
色ペンで左余白に書き込んだが、
理想を言えば、現状・課題・アクションと分けたい。
【現在、検討中】
■裏から用件(ToDo)
後ろのページを開いて、ToDoリストを記入していく。
(右)職場
(左)自宅
というふうにToDoを行う中心の場所で分けてみた。
済んだページは左下端を折る。
その部分に親指を当ててページを開けば、新規ページがサッと開ける。
用件が済んだら、チェックのレ印。
〔引用サイト〕
手製ポケット、A6サイズのPDFを配布されている方がいる。
http://www18.atwiki.jp/daiskine/
カドのRは、組み立てた後で切り落とすほうが作りやすい。
長方形に切ってから折り、のりで貼った後でまとめて切り落とす。
手帳の使い方はほぼ下記サイトのもの。
http://d.hatena.ne.jp/rundy628/20110923/p1
スマートフォンがあっても、
「紙に書く行為は記憶に残りやすく、
脳が活性化して思考が深まりやすいような気がする」
「自由に直感的に書ける」
と書かれたランディさんの使用理由は賛同できる。
しばらく上記のように試用してみる。
2012年07月25日
macpac Tuatara 25
ムクドリ
K-5
DA18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
これも息子昼寝中の散歩写真。
口に虫をくわえているので、子育て中か。
通勤カバンを更新。
ビジネスカバンからザックに変更した。
これで少しはノートパソコンの重さが苦にならなくなるか。
ザックは、一年間使用せずに眠っていた、
MacpacのTuatara 25。
オーガナイザーが多数あり、小物の収納にも便利だが、
キーホルダーにアクセスするのにジッパーx2というのは、
旅行仕様なせいだろうか、少しわずらわしい。
ただ、新しく買う余裕もないので、日々の持ち物を詰める。
これまで使用していたユニクロのショルダーよりは、
使い勝手は悪くなってしまった。
なお、撥水&止水仕様は心強い。
普通のビジネスショルダーよりは耐水性は高いと期待している。
誰か耐水試験してないだろうか?
(自分でレビューする羽目になりそうで怖い)
2012年07月16日
Google 日本語入力 を自分仕様に
蛍の道
K-5
DA18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
Google 日本語入力 をメインマシンにインストールした。
6月から職場のノートPCで試用していたが、特に問題ない。
売りのサジェスト機能についてはまったく恩恵を受けないが、
言語バーがすっきりしている点と、
キーカスタマイズがTXTファイルで出来る点が、
自分にとっては最も恩恵を受けている特徴かもしれない。
また、職場のOffice系ソフトで使用すると、
変換途中の文字が見えない不具合があったが、
これは、MS-IMEの色設定で修正できることが判明。
以下、導入手順をまとめておく。
〔Google 日本語入力の導入〕
インストール前にMS-IMEの色設定を「 Microsoft IME 」にする。
(プロパティ → 編集操作タブ)
インストールは下記URLから。
http://www.google.co.jp/ime/
キー設定のカスタマイズ
プロパティ→キー設定:ATOK を「編集」
↓
入力キーで並び替え
↓
押し間違いが多い「変換」「無変換」「英数」はすべて削除。
(Henkan、Muhenkan、Eisuをクリックし、
編集→選択されたエントリーを削除)
↓
Hiraganaキーは以下の2つだけに変更。
●直接入力:ひらがな(Hiragana):IMEを有効化
●入力文字なし:ひらがな(Hiragana):IMEを無効化
設定ファイルでは、
Precomposition<TAB>Hiragana<TAB>IMEOff
DirectInput<TAB>Hiragana<TAB>IMEOn
と記載されている。
なお、2012年7月14日現在、
設定したあとに設定ファイルをエクスポートすると、
なぜかIME無効化が機能しなくなる(代わりに半角英数に)。
なので、一度エクスポートしたあと、
再度Hiraganaのエントリーを削除して設定し直すか、
設定ファイルをインポートする必要がある。
なお、この設定変更が反映されるには、アプリケーションの再起動を必要とする。
インストール前にすべて終了しておくほうが良い。
2012年04月22日
4月3週
G12
新しい職場での仕事が、ようやく通常モードになりつつある。
気が緩んだのか風邪を引いてしまった。
14日土曜日 自己紹介で膝が震える
土曜日なのに一日仕事。これから毎週仕事・・・
今日は、英語で自己紹介をする羽目に。
震えそうになる膝を必死におさえての数分間であった。
大勢の前であがってしまい、「do my best」というところを「Be My Best!」と言った。
そのほか文法・語彙めちゃくちゃで大恥かいたが、まあ、当然の結果。
英会話の勉強は一切してこなかったので:)
15日日曜日 シェラカップが良い塩梅
家人の反対にあい、シェラカップの日常的使用が制限されているのだが
(食器棚に置いてはいけない、というお達し)
とんすい、以外にも、スナック皿やつまみ皿に重宝している。
ステンレスのやつは、指だけで引っ掛けて持つと少し重く感じるので、
もっぱらチタンを愛用。
色や光沢もチタンのほうが好きである。
ご飯茶碗にもいいのでは?と最近見直す。
洗うときに米のはがれがいい。
単に白い米粒が目立つためなだけかもしれない。
16日月曜日
家の水道蛇口が水漏れしていた件で、業者と打ち合わせ。
蛇口を製造していた会社は倒産していて、もうないらしい。
だが、代替部品が手に入りそうとのこと。
まずはパッキン交換を依頼した。
ただ下手するとパッキン交換だけではだめで、蛇口丸ごと交換かもしれないとのこと。
この蛇口、確かに使いづらいし、パッキンも特殊なものっぽい。
築10年だが、蛇口そのものは、30年以上前のデザインだ。
なるほど、倒産するわけだ。
賃貸だから、こういうところにはお金をかけないのが一般的なんだろうけど、
でも修理代で結局、トータルは同程度になってしまう。
顧客満足のため、初期投資をかけることが長い商売の秘訣ではないだろうか?
17日火曜日
Naturum送料無料キャンペーンに乗じて、
とうとうステンレスケトルを発注した。
ついでに口コミ評価の高いSnowpeakのテーブルウエア、ステンレスプレートMも発注。
チタントレックプレートと迷いに迷ったが、直径サイズが大きいこちらを選んだ。
本当はφ20cmくらいがいいのだけれど。
プレートLは品切れだった・・・
18日水曜日
水道の蛇口の部品交換。
パッキンだけでなく、中の金属部品ごとの交換であった。
おかげで蛇口の開閉も驚くほどスムーズに。
キャンピングケットルクッカー14cm 1.3Lが届いた。
自宅のIHヒーターで使用したが、湯もすぐ沸くし、湯沸しとして申し分ない。
魔法瓶に移し替える際、傾けすぎるとふたの間からも湯が出るので、その点には注意が必要だ。
19日木曜日
Snowpeak のステンレスプレートM、なるほどファンが多いのが良く分かる。
質感がいい。
ただ、Mのプレートだと二品が限界か。
三品乗せると写真のように狭苦しく感じる。
このデザインでプレートLのサイズが欲しいが、強度的に無理なのかもしれない。
何しろお湯で洗うと温度変化で収縮?、「ぺこん」と音がするくらいに薄いので。
(変形はしないので無問題。鉄とは思えないくらい軽いので、ぜひともこの薄さは維持して欲しい。)
ステンレスの質感は、白っぽいシェラカップ(写真下)とは異なり、割と落ち着いた色合い。
チタンほどではないが、好きな色合いだ。
チタンマグカップと並べると、同じステンレスでもプレートMのほうが合っている。
Snowpeak ロゴは光の加減でゴールドから黒にも見える。
電子レンジで使用できないのが難だが、一通り揃えたくなった。
4点セットで3980円ですか・・・
Naturumでは・・・これも品切れのようだ。機会損失。
20日金曜日
母親が孫に会いにやってきた。
一緒に昼寝をしたりと、遠慮なく楽しんでもらえたようだ。
ただ自分は22時過ぎまで仕事。会うことはできなかった。
家族サービスできずに申し訳ない。
次からは泊まりでゆっくりと遊びに来て欲しい。
タグ :G12
2012年03月29日
X-tract 「山」に持っていく一本
G12
マルチツールは色々持っているが、
もっとも使いやすいものを一つ、と言われれば、
Leatherman Wave、
Victrinox Trailmaster、
そして、このBUCK X-tractのどれか、と迷う。
おそらくシチュエーションによってどれがベストなのかは異なるのだろうけど。
使っていて楽しいのは、Wave。
現場よりも家事に似合うのは、Trailmaster。
使っていて合理的と感じるのは、X-tract。
山に持っていく一本なら、X-tractかな。
昨日、新しい職場の引越しが無事に完了した。
行ってみて分かったが、ある意味、「山」な職場であった。
実際にX-tract出番のチャンスは何回もあったのだが、
なんだか「目立つ」様な気がして出さずじまいで終わった。
(代わりに若者が工具箱を探しに行ってくれたので、問題は解決した)
まあマルチツールというものは、お守りみたいなもんである:)
持っているだけで新しい土地で積極的になれる、そんな守り刀なのである。
使わないに越したことはない。
タグ :G12
2012年03月26日
デザイン家電を物色
ミラー
G12
商店街に建つモダンな邸宅の軒先にて。
G12
商店街に建つモダンな邸宅の軒先にて。
三洋電機(現アクア)の家電を数点購入の予定。
昨日は一日、電器屋とネットのウインドーショッピング。
最近は、小型家電がほとんど中国製であるが、
ずいぶんとデザインが良くなってきたと感じる。
働き出して少し余裕が出てきた今、
好きなデザインは十分な購入理由となっている。
育児日誌:
息子を連れて二人で電器屋へ。
トンガで抱っこしようと思っていたが、
ベビーカートのほうがはるかに楽だと気づいた。
量販店やショッピングモールには必ず置いてある。
なぜファミリー連れが大型店に集まるのか、今さらながらに納得。
昔ながらの商店街が寂れる理由には、
子連れでの買い物のし難さ、もあるだろう。
2012年03月24日
終電を逃して冒険

K100D
smc PENTAX M28mm F2.8
PDCU4
出張で見つけた「里山カフェ」
何が里山なのか気になる。
鹿肉でも出るのか?
smc PENTAX M28mm F2.8
PDCU4
出張で見つけた「里山カフェ」
何が里山なのか気になる。
鹿肉でも出るのか?
昨晩は終電を逃してしまうほどの午前様。
なので、徒歩で帰宅。
空腹と睡眠不足で英語のmp3を聞きながら歩いたのだが、
いつもより耳に入ってくる気がした。
効果のほどは???
今月末、もう一つの職場(となる予定)が引越しをする。
その応援に来週出張するのだが、
初めての場所なので簡易工具と軍手くらいは自分で用意した。
持参工具にえらんだのがBUCK 社のX-tract。
ダンボール箱の開封にマイナスドライバー。
ヒモ切りにハサミ、針金対応にプライヤー。
メインブレードは・・・刃渡り長いので使わない:)
これはいつも職場におきっぱなしだったので、
自宅へ持ち帰る必要があった。
こんな夜更けに職務質問されたらどうするの、
と多少ビクビクしながらの帰宅であった。
2012年03月11日
寝床を考える
たたずまい
K-5
DA18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
K-5
DA18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
訳あって寝具を新たに準備する必要に迫られている。
部屋は8畳フローリング。
要は板間だ。
寒そう。
で、昨日は無印良品にでかけたついでにベッドを見てみた。
脚付マットレス 11,000円(脚は別売りです)。
む、そんな価格で手に入るのか。
「脚付」という商品名なのに「脚は別売り」って・・・と突っ込みたいところだが、
別売りの脚をつけても、13,000円。
いいかも。
よく見ると、22,000円(脚付24,000円)の商品もある。
クッションには、二種類あるらしい。
安いほうがボンネルコイルで、高いほうはポケットコイル。
ポケットコイルはバネが細かく、体の凹凸に沿って凹むらしい。
柔らかく体全体を支えてくれると言う。
ただ、ボンネルが固く感じれば、別売りパッドで対応することも可能らしい。
でも値段よりも気になるのは、サイズ。
幅×奥行×高さは、98×198×38(cm)。
部屋の1/3が埋まる。
一日の1/4以上はそこで過ごすのであるのだが、
意識のある時間ではない、悩ましい。
実は、脚付マットレスの対極にあるもう一つの候補が、ある。
U.L.コンフォートシステムパッド150(約9,000円)。
数年前にモンベルが出した評価の高いスリーピングマットだ。
秋や春の山岳キャンプで、その快適さは実感している。
が、息子が生まれる前から、もう3年くらいはタンスの上で眠っている。
同じく、眠ったままの、
U.L.スーパーストレッチ ダウンハガー#4(約20,000円)、
ブリーズドライテックU.L.スリーピングバッグカバー(約10,000円)、
ウォームアップシーツ(約4000円)
を組み合わせれば、テントが凍る外気氷点下 までOK。
これらは全部壁につるせば、床はフリーとなる。
(見た目はあれだが)
と、ここまで勢いで書いて気づいた。
総額44,000円相当の装備がタンスの肥やし状態か・・・
これは、活用せねば!
ベッドを買うのはひとまず中断であるな。
2012年03月09日
お散歩仕様
お散歩しよう
(K100D、smc PENTAX M28mm F2.8、ハンドストラップ)
G12
最近、K100Dをよく持ち歩いている。
パンケーキタイプの単焦点レンズをつけておくと、
ビジネスバッグに入れていてもそれほどふくらみも目立たない。
スノージャケットのポケットにも入る軽さは、
移動中に立ち止まって撮る気にさせてくれる。
特にハンドストラップとの相性が良い。
さっと取り出して撮影、すんだら仕舞い込む。
単焦点だという割り切りも心地よい。
写真のものは自作のストラップ。
牛革と豚革をナイロン糸で縫い上げた hybrid material である:)
(K100D、smc PENTAX M28mm F2.8、ハンドストラップ)
G12
最近、K100Dをよく持ち歩いている。
パンケーキタイプの単焦点レンズをつけておくと、
ビジネスバッグに入れていてもそれほどふくらみも目立たない。
スノージャケットのポケットにも入る軽さは、
移動中に立ち止まって撮る気にさせてくれる。
特にハンドストラップとの相性が良い。
さっと取り出して撮影、すんだら仕舞い込む。
単焦点だという割り切りも心地よい。
写真のものは自作のストラップ。
牛革と豚革をナイロン糸で縫い上げた hybrid material である:)
2012年03月03日
K-5 ファームウェア アップデート

姫祭
K100D
smc PENTAX M28mm F2.8
PDCU4
K100D
smc PENTAX M28mm F2.8
PDCU4
K-5のファームウエアがアップされていた。
SDXCカードの動作がより安定するらしい。
http://www.pentax.jp/japan/support/download/digital/k5_s.html
64GBのSDXCカードは、海外製で6400円程度。
昨年調べたときよりもGBあたりの単価は100円程度にまで下がってきている。
決算期だからかな?
これだけ容量があれば動画撮影も視野に・・・
いかん、そんな時間はないのだ:)
英語の勉強。
million dollar = 1億円弱 (現在のレートでは、8千万円)
↓
x 1000
↓
billion dollar = 1000億円弱 (現在のレートでは、800億円)
thousand x 1000 = million
million x 1000 = billion である。むむむ。
kilo、 mega、 giga、 tera、はすぐにイメージできるのになあ。
2012年02月21日
雪の中の安心感
愛機雪中
G12
G12
先週末は、家族の理解のおかげで(子守を引き受けてもらえ)、
久しぶりに雪の中、写真を撮りに出かけた。
昨年度購入したK-5の防塵防滴構造のおかげで雪の中の撮影が本当に楽になった。
K100Dを使っていたころは、傘を差して撮っていた。
簡易防滴のレンズをつければ、多少の降水量なら、
レンズ面が濡れる点にのみ気をつければ良いので、撮影に集中できる。
ミラーレス等、レンズ交換式新型カメラの発表が相次いでいるが、
耐天候性の高いK-5は本当に良い道具だと思う。
ただ、撮影後に室内に戻るとあっという間にレンズが結露した。
数時間、放置しておいたら戻ったが、結露がなくなるまでは使用できなかった。
大口径レンズにはまだまだ気を使うところがある。
この点は、センサーサイズが小さいコンパクトデジカメのほうが、
気楽だし、いざと言うときの速写性が優れていると思う。
カメラは複数台用意し、シチュエーションに合わせて準備する、
という現在の体制は正しい。
ということを普通の人がもっと理解してくれると、さらに良いのだけれども:)
2012年02月20日
BRZ/86 と RX-8 を比較する(終)
雪解け
G12
RX-8もBRZも、Webカタログを眺めていると、
あっというまに時間が過ぎてしまう。
この一週間、なかなか楽しかった。
当初この二つの車は、Specからは似た点が多いと思っていたのだが、
意外やメーカーの考え方が異なることが分かり、
その結果、価格対装備内容がずいぶんと異なっていた。
大きく異なるのは、後部座席、ドア形状、横滑り防止、で、
その背景には、想定ユーザーの違いがあると思われた。
Specに顕れない部分、実際の乗用車としての使い勝手はもっと異なるだろう。
どちらも人によって向き不向きがありそうな個性的な車なのだと感じた。
で、実際、乗るならどっち?
自分ならキャンプ前提で選択・・・RX-8 かなあ。
チャイルドシートの乗降のこともあるが、
オートキャンプしたくなるような開放的な観音開きドアが再評価の理由となった。
2012年02月19日
BRZ/86 と RX-8 を比較する(9)6MT 希望小売価格
天
K-5
DA18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
K-5
DA18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
一週間以上、いろいろと比較してきたが、最後に価格。
■BRZ S
6MT RWD 2,793,000円
■RX-8 SPIRIT R
水冷式直列2ローター(0.654L×2)
2WD(FR) ¥3,250,000
6MT同グレード帯の価格は、RX-8のほうが高い。
(レインセンサーとか…要らないのにね。)
45万円の差は、デビューしたての新型と、
最終型の特別仕様車という点を考慮すれば、小さく感じる。
RX-8が好きなら、今がお買い得だろう。
リコールも出尽くし、無償整備のために走る時間を削られることも無い。
生産終了となれば希少性も出て、リセールバリューもあるだろうし。
ただ、道具と言うよりは工芸品という価格だ。
ガレージに保管し、大切な時間を共にする車か。
エンジニアがぶつけたインプレッションを感じるならば、
とがっているBRZ/86 の今が買い時だろう。
車の「勢い」は、コストダウンや販売テコ入れのマイナーチェンジで削がれていく。
余計な装備をつけないベースグレードには、道具としてのシンプルさを感じる。
ただ、こちらも道具と割り切るには少々価格が張る気がするが。
うーむ、RX-8のベースグレードが無い今、
この二台は単純比較できないなあ。
余談だが、メーカー希望小売価格表示の仕方が、
各メーカーによって異なる点が面白い。
駆動方式にこだわりを感じるSUBARUは、RWD(Rear Wheel Drive)か。
あまり見かけない表記である。
SUBARUのこういうところは大好きである:)
2012年02月18日
BRZ/86 と RX-8 を比較する(8)雪とFR
ALFA 159
K-5
DA18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
K-5
DA18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
今日は、すごい雪である。
BRZ/86もRX-8もFRなのだが・・・
メーカーは雪道についてどう考えているのだろうか。
両車ともカタログでは、横滑り防止機構が記載されており、
雪道の走行が想定されているようだ。
DSCとか、VSC、VDC・・・そういうやつである。
時々しか雪が降らない地域では心強い装備だ。
一家に一台なら、横滑り防止装置は付けておきたいな。
両車を比較して差が出るのは重量配分で、
BRZ/86 の 53:47 は若干、RX-8(50:50)に劣る。
後輪への荷重はRX-8が若干有利か。
ただ、コストパフォーマンスではBRZ/86に軍配が上がる。
上記の安全機構、RX-8のベースグレードではメーカーオプションなのだ。
サイドエアバッグとセットで18万円。
特別仕様車のSPIRIT Rだと、標準装備なのだけれども。
一方で、BRZ/86 は全グレードで標準装備。
先日、価格帯が同じという印象を受けたが、
細かなところではずいぶんと異なっているようだ。
この辺の背景には、メーカーの想定マーケットの違いがありそうだ。
RX-8 は、ドライビング技術に理解のある成熟層、
BRZ/86 は、技術が未熟でも乗って欲しい。ということかもしれない。
ユーザーと車が一緒に成長していく、
というBRZ/86 へ込めたメーカーの想いはこの辺に現れていると感じる。
育児日誌:
息子は一緒に風呂に入っている間にも、
何かいろいろとしゃべっている。昨晩は、
Desire!
Here We Go.
と言っているように聞こえたのだが。
まあ違うだろうなあ。
2012年02月17日
BRZ/86 と RX-8 を比較する(7)プロモーション力
K-5
DA18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
DA18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
RX-8 には無くて、86にはあるものがある。
TOYOTAのプロモーション力である。
(物語を描く力、と言い換えてもよい。)
RX-8は、環境性能が原因で、マーケットから退場する。
BRZ/86は、その点ではRX-8を凌駕しているのだろうけれど、
それのみでは先細りの市場である。
昨日も引用した記事では、
TOYOTAは、86のプロモーションを、
ドライビングエリア、オーナーネットワーク、グッズ、
の3方向から展開していく予定と読める。
一商品にこれほど大規模な販売プロモーションを仕掛けることは珍しい。
ドライビングエリアは、サーキットだけでなく「峠」にまで拡張される。
公共性と趣味性の両立に担当者はどのように取り組むのであろうか?
とても興味が持たれるし、実際、BP5で走りに行きたく思う。
同じことは他の車のオーナーも感じるであろう。
乗ってるクルマは違うけれど・・・あの道を走ってみたい、と。
我々、BRZ/86 以外の車のオーナーは、
この仕掛け、TOYOTAの用意した舞台に脇役として登場するのだ。
もちろんRX-8も、強力なライバルとして現れるはず。
でも、あくまでも脇役なのだ。主役は BRZ/86 である。
RX-8 には無い、大きな違いである。
その点で、BRZ/86の販売数は面白い数字となる。
市場を切り開くためには良いものを作る、ただそれだけではダメと言われる。
本来、草の根的に起こる取り組みをメーカーが仕掛ける。
功を奏せば、スポーツカー市場が活性化するかもしれない。
そしてその中心にBRZ/86 が君臨する。
BRZ/86 の販売数と期間から、TOYOTAのプロモーション力が測れそうだ。
育児日誌:
昨晩はかなり長い間、二本足で立っていた。
自分でもそれがうれしかったらしく、
何度も何度も立ったり座ったりして、拍手していた。
小さなことであるが、本人にとって大きな進歩である。
2012年02月16日
BRZ/86 と RX-8 を比較する(6)なぜ決断したのか

狭間
K100D smc PENTAX M28mm F2.8
K100D smc PENTAX M28mm F2.8
表題の比較を開始したときから気になっていたのであるが、
BRZ/86は、ビジネスとして成立するのか?
例えば、技術力を示す宣伝効果を見込むのであれば、
利益率は低くてもかまわない、という見方もあるだろう。
SUBARUもTOYOTAもどう考えて、BRZ/86の開発・販売を決断したんだろうか?
そんなときに下記の記事が目に付いた。
この中では、TOYOTAのチーフエンジニアの多田氏が、
MAZDAの元技術者でロードスター・RX-7開発主査の貴島氏から、
エールをもらったというエピソードが紹介されている。その内容は、
スポーツカーの経営判断については、
カーメーカーのプライドとエンジニアのパッションが決め手
収益はそのあと
というものである。
正直、「えええ?」という驚き。
商品化をパッションで決めるなんて・・・
(MAZDAのスポーツカーは、本当に作り手の思いが込められた車なんだなぁ)
これだけ読むと、SUBARUもTOYOTAもついにはスポーツカーへの思いが高まり…
と感じてしまうが、そんなに単純なものだろうか。
私には、MAZDAの技術者と交流、という点からは別な側面も見えてくる。
TOYOTAは、RX-8の成功談を分析したことによって、
次世代スポーツカーの損益を見極めることができたのではないだろうか。
排ガス規制や燃費という要素から、RX-8の退場時期は予想がついていた。
そして、入れ替わりに同カテゴリーの商品を投入すれば、
開発リスクを低く抑えることができる。そう踏んだのでは?
RX-8のラインナップからお買い得な5MTが消えたのはいつなんだろう?
Wikipediaでは、2009年5月 ベースグレードの5MTが廃止、とある。
約2年半前である。
自動車の開発ステージが何年なのかは知らないが、
あえて妄言を許してもらえるならば・・・BRZ/86の開発は、
2007年に開発方針の決定、2009年に本格開発の決定、2012年発売開始、
という経緯で進んできたのだろうか?
だとしたら…BRZ/86は利益が見込める車として世に出てきたのだろう。
ならば活躍期間も長くなりそうだ。
育児日誌:
食事時、息子はスプーンとフォークを欲しがる。
そして、一生懸命それらを使って食べようとする。
フォークに芋やカボチャを刺してやると、
自分で口に運べるまでになった。
月~火と帰りが遅くて、二日間、食事を共にできなかったのだが、
子供はたった二日でずいぶんと成長してしまう。
2012年02月12日
BRZ/86 と RX-8 を比較する(2)RX-8 の印象

S30 / Rawtherapee
表題の比較のため、RX-8 について調べている。
手持ちの資料はゼロ。
RX-8 がデビューした当時、BP5の購入を検討していた。
冷やかしでマツダ販売店に赴いたのだが、
ATENZAを売りたい営業担当さんが当たってしまったため、
結局最後までカタログすら入手できなかった。
そこでメーカーHPから一次情報を得ることにした。
RX-8 HomePageのTopページから抽出した keywordを列挙してみる。
■外装
ボディーカラー
・アルミニウムメタリック
・ブラック
・ホワイトパールマイカ
ブレーキキャリパー
⇒安全性(制動力は国産車No1クラス)
ゴールドホイール
⇒軽量
コンビネーションライト
⇒ラグジュアリー感
■内装
・ブラックカラー
・ワインレッドのバケットシート
⇒落ち着いた大人のイメージ
■エンジニアからユーザーへのメッセージ
■メカニズム
・サスペンション
・ロータリーエンジン
⇒メカニズムへのこだわり
■森の中を走り抜けるイメージ
⇒非日常感
■ル・マン耐久レース
■環境性能への配慮
■ローン情報
■アクセサリー等のオプション
メインターゲット層はやはり中高年男性?
30歳~50歳の男性で、
独身あるいは子供はいない、いてもセカンドカー(趣味)用途、
という印象である。
居住地域は、郊外。
都市部の場合は、セカンドカー(趣味)用途。
HomePageを見る分には、
車を走らせること自体が趣味という大人向けの車、というイメージだ。
若者や女性に走りの楽しさを、とアピールするBRZ/86 とは一線を画している。
2012年02月11日
BRZ/86 と RX-8 を比較する(1)RX-8 を見直す
K-5
DA18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
DA18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
まずはRX-8について訂正。
昨日製造中止と書いていたのは間違いで、
2012年の夏に生産終了予定とのことだった。
受注量で終了時期を調整するのかもしれない。
MAZDAのHPでは、まだまだ現行、見積もりもできる。
が、大変残念なのは発売当初と異なり、5MTグレードが消えている点。
MTは、最上級グレードのSPIRIT Rで、しかも6MT。
お値段は、310万円。
発売当初は、5MTで消費税抜き価格240万円というグレードがあった。
同時期に購入した愛車BP5の価格帯とほぼ同じで、
雪さえ無ければエイトもいいなあ、と思ったのを覚えている。
前後重量配分は50:50。
アドバンストフロントミッドシップ。
エンジンの低重心化(歴代ロータリー車でベスト?)。
ワイドトレッド。
と、設計コンセプトは操舵性能重視。
車重は1350kg。
(ん、BP5 2.0Rと同じなのか? 4ドアのせいか、意外と重い。)
大人4人が十分に座れる広さ。
そして、スポーツカーに珍しい4ドア。
トランクの容量・・・ゴルフバッグは2個搭載可能。
ブレーキ性能は、国産車No1だった気がする。
生産終了が近いとは言え、
今見ても、なかなか興味を引かれる車である。
2012年02月09日
BRZ/86 と RX-8 を比較する(序)
Z4?
K-5
DA18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
BMWはよく知りません・・・
K-5
DA18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
BMWはよく知りません・・・
BRZ/86の車種紹介を見ていて気づいた。
まず、価格帯がRX-8と同じでは?
印象としては普及グレードの価格帯がほぼ同じな気がする。
ターゲット層は違うかもしれないが。
BRZ/86: 水平対向+FR
RX-8: ロータリー+FR
FRレイアウトと言う点だけでなく、
低重心のエンジンをミッドシップよりに配した点も似ている。
一方で、乗員数4人は、微妙な点か。
この辺は実車に乗ってみないと分からないかも。
来夏、生産終了予定の先行スポーツ車と、新型スポーツ車の相違点。
なかなか面白そうなテーマである。
時間のあるときにぜひ調べてみたい。
2012年02月08日
スポーツカーの復権なるか?
911
K-5
DA18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
これも伊勢湾岸道での一枚。
K-5
DA18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
これも伊勢湾岸道での一枚。
原油高の中、スポーツカー市場の縮小が報道されて久しい。
つい先日は、RX-8の生産終了が予告された。
でも皆が皆、走らなくてもいい、と思っているわけではないだろう。
なんせキャンプ場ですら、スポーツカーを見かけることはある。
(キャンプには、どちらかと言えば不向きな車種なのにね)
AWDのセダンやワゴンを除いても、
これまでに
EUNOS Roadstar
TOYOTA MR-2
BMW M3
HONDA Beat
などが記憶に残っている。
オープンカーにキャリアを積んで・・・
・・・そんなキャンプは楽しいだろうな。
家からフィールドまでの移動時間も、きっと充実していることだろう。
息子が独り立ちするまで、そんな贅沢はしばらくお預けだ:)
そんな中、TOYOTAの86、SUBARUのBRZが今春リリースされた。
水平対向エンジンを積んだFRレイアウトのスポーツカーだ。
どちらもエアコンレスの競技用グレードがあり、そそられる。
TOYOTAとSUBARUの提携を聞いたときからの噂が、
こういう形で実現するとは。
いろいろな意味で面白い。