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2011年10月07日

訃報:Steve Jobs

訃報:Steve Jobs


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スティーブ・ジョブズ氏の訃報は、仕事中に偶然知った。
ここ数年の報道から予期してはいたけれども、そのときを迎えた今となっては寂しさを感じる。
「Macintoshを使う理想の機会」が永遠に失われたような、そんな気分がした。

Apple社のコンピューターを初めて触ったのは、
Macintosh Classic? ダルマみたいなかわいらしいPCだった。
お金持ちの文具という印象で、自分とは縁遠い世界と思っていたら、
仕事でシステムの入れ替えをするほどに使うようになった。
幸せなことに68kからPowerPC世代のさまざまな機種をいじった。
必要に迫られて触れるうちにソフトウエアの設計思想に魅了され、
自費でPowerBookという名のラップトップPCも購入した。
当時のApple社は業績不振、マックの廉価機種は処分価格になっており、
先進的なGUIに触れると、思いきって購入した記憶がある。
遊んでばかりで高価なおもちゃだったが、
GUIというものを理解したのは、その中で動いていた System 7 が初めてだ。

その後にジョブズ氏がApple社に復帰、iMacを発表してApple社が復活した。
そのニュースを聞いたとき、自分のマシンには創業者の手が入っていない、と拍子抜けしたのを覚えている。
(マイマシンは、ハードウエアとしては欠点が多々あった。)
その後、周囲の環境がWindowsに。しぶしぶ自分もWindowsに移行。
業務でOfficeを使う必要性から、やがて私物PCのOSもWindows XPへ。
その後、Windows系マシンを3台、CE系マシンを4台、購入しつつも、
Apple社の新製品発表は必ずチェック、いつもMacの世界へ戻る機会を探していた。

漠然と待ち望んでいた機会とは、いったい何だったんだろう?
Legacy deviceの撤廃、Officeの移植、Intel製PCの採用、Boot Camp…
いつかは、WindowsやMacなどというOSの境界がなくなることを夢見ていたのかもしれない。
OSメーカーでは、OSの境界は無くせない。
OSを事業の柱としない新しいコンピューティングモデルこそが、OSという境界をなくすのではないだろうか。
OSを自社開発しつつも新しい事業を開拓し続けるApple社のコンピューター、Macintosh。
OSの境界がない世界でこそ、メインマシンには「Macintosh」を、と期待していたのかもしれない。
その大きな可能性をドライブしてきた一人が、しかし偉大な一人が途半ばで歴史に刻まれた。






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