2011年12月28日
仲間との別れ
出会いは別れのはじまり
G12
G12
仕事仲間が、今年限りで退職することになった。
出会ってから2年くらいだろうか。
お互い参加していたプロジェクトが少し前に中断し、
話す機会が減ってきたところだった。
私より十歳程度若かったが、会議で臆することなく発言する姿勢、
仕事に真摯に取り組む姿勢、そんなところから真面目な一面が見えた。
口下手だが、議論中は、一言一言一生懸命に考えて返事をしてくれた。
アイデアを休みの日に練ってくれたこともあった。
そんなところに信頼を寄せ、こちらも年齢差を忘れて接していたし、
教えを請うこともしばしばだった。
退職の知らせは突然だった。
忘年会で、別の後輩から聞かされた。
できれば本人から直接知らせて欲しかったが、
色々と事情もあったのかもしれない。
仕事納めの日に姿を見かけたが、声をかけるタイミングはなかった。
戸締りを確認する前にメールをチェックすると、
私宛に退職挨拶のメールが入っていた。
内容は、中途で退職する心残り、私の仕事ぶりに刺激を受けた旨、
これまでの礼、というシンプルなものだった。
退職理由、今後の生活、こちらの近況など、
話したいことはたくさんあった。
しかし、プロジェクトの中断経緯や、
退職の知らせを人づてに聞いた点が引っかかり、
こちらから出向くことを遠慮してしまった。
廊下ででも出会えれば、と淡い期待をして一日を過ごしたが、
結局出会えずじまいだった。
出会いは別れの始まりと言われる。
出会った時点で別れは必然のものなんだろうけど、
今回の別れそのものは、突然に感じられた。
「別れ」の予感とその人との絆は、負の相関にあるのかもしれない。
そんなことを気づかせてくれた出来事であった。
2011年12月28日
雪舞う出勤
S30
昨日書いていた雑用は結局言い出せず・・・
今日が年内最後の出勤日となるはず。
皆忙しいだろうし、来年かなあ。
育児日誌:
息子の指差しが板についてきた。
風呂のタイルを指差し、声を出してアピールする。
ヒーターのスイッチを消して、「できたよ!」という得意顔でこちらを見る。
最近は、明らかに何か話している。
ロシア語?に聞こえなくもない?
声の調子を合わせてでたらめの音で返すと、「会話」が成立するのが楽しい。